イヌケア

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トイプードルのトリミングは自宅でもできる?

トイプードルのトリミングは毎日していたのに

私は42歳の兼業主婦です。家族は夫・子供・小学生の子供2人、愛犬2匹とペット可の賃貸マンションに住んでいます。愛犬はトイプードル、12歳です。

愛犬のトリミングは ほとんど私が行っています。というのも愛犬のうち一匹がが心臓弁膜症だからです。10歳を過ぎたころ、病気を発症しました。それまではきちんとサロンに行ってトリミングを行っていました。病気が弁膜症と分かってから愛犬のブラッシングは毎日欠かさず行っていました。毛玉ができてしまうと後々面倒なことになるからです。

シャンプーも疲れないようにできるだけ手短に行い、カットもはさみでセルフカットをやっています。バリカンは肌をキズつけそうで怖いので使っていません。本当はトリマーさんにきれいにしてほしいのですが 愛犬のストレスを考えると多少カットが失敗して変になっても自分でやった方が、愛犬の体に負担がかからないと思ったからです。

愛犬が弁膜症と判明したあと、ある日義母が愛犬を無理に散歩に出してしまい失神させてしまったことがありました。 義母は愛犬のために良かれと思って散歩に連れて行ったようですが、愛犬の心臓が散歩に耐えられず酸欠を起こしてしまったようです。義母にも動物病院から注意を受けたことを伝えたら、大変申し訳なかったと謝られました。元々義母は犬が好きなので、今は愛犬の身体を第一に考え色々と気を使ってくれます。

トイプードルがブラッシングを嫌がった

このような状況で息子が入院することになりました。うちでは病気のトイプードルの他にもう一匹犬を飼っていますので 、日中は義母に来てもらい娘と犬たちの世話をや家事をしてもらいました。愛犬の食事の世話やトイレの片付けなど全て義母がしてくれました。 犬達のブラッシングは娘がやっていました。ある日スリッカーブラシを使ってブラッシングをしていた時に絡まった毛があり、娘が強めに引っ張ってしまったようです。愛犬はキャンと鳴いて嫌がる素振りを見せたと聞きました。

その様子を見ていた義母はびっくりして、娘にブラッシングをするのを止めるように言ったそうです。愛犬の心臓に負担がかかるのをとても心配していたので何かあっては困ると判断したようです。娘もおばあちゃんの意見に賛同して、私が病院で息子の看病のため不在の時にはブラッシングはやらなくなってしまいました。

息子が入院をしていたのはそんなに長くありませんでした。退院して日常生活を取り戻した後、愛犬の手入れをするためブラッシングをしようとしたら、あちこち毛玉ができていることに気づきました。耳の後ろなど特には毛玉がひどい状態です。娘に事情を聞いたら、愛犬に負担をかけないためブラッシングをやめたと事情を説明してくれました。

心臓病のトイプードルの毛玉がひどい場合、どうしたらいい?

初めはフェルトのような毛玉ができた愛犬を見て、どうしてこんなことなったの?とムッとしましたが、事情が分かり家族全員が愛犬を第一に考えた結果で仕方ない事だったと今は思っています。ただ今の毛玉だらけの状態で、私がトイプードルのトリミングする自信はありません。心臓病を患った犬をペットサロンでトリミングしてもらうことはできますか?

もし受け入れが難しいということであれば、自分で愛犬の毛玉を取りたいと考えています。素人でも毛玉を取る方法やトリミングのコツを教えてください。便利な道具などがあればそれも教えてもらえると助かります。我が家にあるトリミングの道具は安いトリミング用のはさみとスリッカーブラシだけです。

心臓病の犬でもトリミングをサロンにお願いできる?

トリミングサロンで店長を務めさせていただいております、トネギと申します。毛玉にはしたくない、でもワンちゃんに負担はかけたくない。もどかしいですね。ですが、飼い主様がそんなにも自分のことを考えてくれているんだ、とワンちゃんもしっかり愛を感じ取っていると思いますよ。精いっぱいサポートさせていただきます。

トリミング時の誓約書で心臓病の犬もカット可能

結論から申し上げますと、心臓病のワンちゃんでもサロンでトリミングをしてもらうことはできます。ただ、重い病気があるワンちゃんはお断りしているサロンさんがあるのも事実です。トリミング中に死亡してしまったなどの場合のことを考えてのことです。自分が勤めているサロンではすべてのお客様に、トリミングをご利用いただく際に誓約書にサインをいただいていますが、高齢なワンちゃんや、持病のあるワンちゃんを飼っているお客様には、それとは別の誓約書にもサインをいただいています。高齢犬などの専用の誓約書です。内容に納得していただき、サインをいただければトリミングをさせていただきます。ほかのサロンさんでも同じような体制をとっているところがいくつもあります。

トリミングはワクチン接種後が基本

たまにいるのが、高齢で体力が落ちているからという理由で、病院から「しない方がいい」と言われ、ワクチン接種をしていないワンちゃんです。ワクチン接種はしっかりとされていますか?されていない場合、こちらの理由で断られることがあるので注意してください。チェーン店よりも個人でやっているサロンさんの場合ですと、摂取していなくても元気があれば、トリミングを受けて下さるサロンさんも多いです。ただ、もちろんほかのワンちゃんの出入りもありますので、注意が必要です。

老犬にも負担の少ないトリミングをするために

自分のサロンでは、高齢・持病のあるワンちゃんの場合はトリミングの時間を長めにいただき、ワンちゃんが疲れているな、辛そうだな、と思ったら休憩をはさんで、負担が少なくなるように心がけています。場合によっては今日はシャンプー。明日はカット。など何日かに分けてトリミングをするワンちゃんもいます。ただ、大きなチェーン店のサロンさんだとそこまではしてもらえない場合もあります。ワクチン接種の件と同じで、個人でやっているサロンさんの方が柔軟な対応をしてくれることが多いです。高齢なワンちゃんはあちこち連れまわるのはストレスになりますので、電話などで問い合わせてみてください。

トイプードルのカットを家でするときのポイント

トイプードルの毛玉の取り方

すでに毛玉ができてしまっているとのことなので、毛玉の取り方をお伝えします。トリミング用のはさみがあるとのことですが、そのはさみを毛に対してまっすぐに入れて、閉じて切るのではなく、そのまま毛先に向かって毛玉を裂くようにして切ってみてください。すると毛玉が二つに分かれ、大きな毛玉だったのが小さな毛玉二つになります。それを何度か繰り返し、小さくなったらスリッカーブラシで梳いてあげるとすぐ取れます。大きい毛玉のまま取ろうとすると何度もスリッカーブラシを通すことになり、ワンちゃんの皮膚に負担がかかることがあります。はさみを横にして毛玉を根元から切り落とそうとすると、皮膚を切ってしまう危険性がありますので、絶対にやめてください。

毛玉取りに使える道具

もし毛玉を取るときに、はさみを縦に入れるのが怖い、という場合は、マットブレイカーという道具があります。Uの字になった刃が何本かついていて、その刃で毛玉を裂いていく道具です。はさみを縦に入れて裂くのと、やっていることは同じなのですが、Uの字になっているので傷をつけてしまう危険性が低いことと、刃が何本かついているので、効率よく毛玉を裂くことができるという点が、はさみでするのとは大きな違いです。高齢なワンちゃんにはトリミングも大きな負担になります。効率よく作業できるということは、作業時間が短縮でき、ワンちゃんへの負担を減らすことにもつながります。¥2000~¥3000で入手できると思いますので、ぜひ探してみてください。

犬の毛玉にはバリカンの方がいい場合も

バリカンは肌を傷つけてしまいそうなので使用していませんとおっしゃっていましたが、ワンちゃんへの負担を考えるとバリカンの方がいい場合もあります。やはり時間が短縮できるからです。短めなミリ数であれば(1~2ミリ)そうそう肌を傷つける心配もありません。ただ、すごく短く刈ってしまうので、普段のトリミングは今まで通りはさみでやっていただいて、ひどい毛玉ができてしまい、ブラシなどでは取り切れない、といった時にだけ、最終手段としてバリカンを使う、といった形で使用してください。ブラシで毛玉を取っていると、肌に負担がかかることもありますし、何と言っても時間が長くかかってしまうとワンちゃんへの負担が心配です。それを和らげてあげるための手段として、用意しておきましょう。

まとめ

お悩み文を読んでいるだけで、飼い主様のワンちゃんに対する愛情がひしひしと伝わってきます。高齢なワンちゃんは様々なことが体に負担になります。できるだけその負担を減らしてあげることを第一に考えてあげてください。ご自分でトリミングしてあげることも大事ですが、ケガをさせてしまいそう、負担をかけてしまいそう、と思った時はプロのトリマーに任せるのも一つの手段です。トリマーさんもワンちゃんのことを第一に考えて、負担の少ないトリミングをしてくれます。これからもワンちゃんにたくさんの愛情を注いであげてください。