イヌケア

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犬にアロママッサージをするのは大丈夫?

心臓弁膜症の愛犬にアロママッサージしてもいい?

我が家のかわいい愛犬は12歳のトイプードルです。愛犬には持病があり心臓弁膜症と診断されました。病気を発症したのは10歳の頃です。病気の症状として咳をしていたのですが、すぐに心臓病と気づいてあげる事ができずかわいそうなことをしました。

心臓弁膜症のワンコが日常生活で最も注意をしなくてはいけないことは、心臓に負担をかけてはいけないという事です。そのため若いときのように他の犬と遊んで楽しくはしゃいだり、思いっきり走ったりすることはできなくなってしまいました。今までのように楽しく遊ぶことが、大切な愛犬の体に負担をかけてしまうことになりました。

あのぴょんぴょんと飛び跳ねてはしゃぎまわる元気な姿が、以前録画した動画でしか見られなくなってしまったので本当に悲しいです。ですが、愛犬が少しでも長く生きてくれるなら、走ったりはしゃいだりさせるの事を我慢させるのは仕方がないと思い、短い時間をゆっくり散歩させるようになりました。

心臓弁膜症の犬が散歩で発作を起こした

ある日義母が心臓が悪くなった愛犬を無理に散歩に出してしまいました。義母は愛犬のために良かれと思って散歩に連れて行ったようですが、愛犬は散歩の後に悲鳴を上げて気絶をしてしまいました。私はこの時から愛犬に散歩をさせる事に躊躇するようになりました。愛犬が楽しみを奪われたのは散歩だけでなく、食べる楽しみにも制限が出てしまいました。心臓に負担をかけないよう心臓病用のドッグフード以外は与えないようにと獣医さんに言われてしまいました。

元気に走り回る事ができなくなり、大好きだったジャーキ-などのおやつも食べる事を制限されてしまった愛犬はあまりに不憫です。しだいに心臓に負担をかけることなく、愛犬が喜ぶケアが何かできないだろうかと考えるようになりました。色々試してみた結果、愛犬の体をやさしくさすってあげるときに最も安心して気持ちよさそうにしていると感じます。

犬が心臓病でもアロママッサージしていいの?

愛犬の体をさするときに、いい匂いがするアロマを使ってマッサージしてあげるともっと気持ちよくなりそうだなと思います。ですがネットには犬にアロマを使用することに賛否両論があり、正しい情報がなんなのか判断することが難しいです。本当に犬にアロマを使用しても大丈夫なのでしょうか?アロマを使うことに問題がないなら、そして心臓病を患っている愛犬にどのようなマッサージをしてあげると、体に負担がなくリラックスできるのか知りたいです。

犬が心臓病の場合アロマを使うのは危険?

今回のご質問に回答します。ホリスティックケアカウンセラーのことりえと申します。トイプーちゃんがつらい心臓病を患っているのですね。飼い主さんの大切なワンちゃんを癒やしてあげたいという優しいお気持ちが伝わってきます。少しでもお力になれるよう、ワンちゃんに対するアロママッサージについてお伝えします。

「犬にアロマを使用しても大丈夫なのか」というお悩みですが、結論から申し上げますとアロマテラピーで使用する精油は、安全に使用すればワンちゃんの身体のケアだけではなく、心のケアにも役立ちます。ただ、相談者様のワンちゃんは、心臓弁膜症という重い病気を患っていることを鑑みると、精油を使わずとも飼い主さんの温かい手によるマッサージだけで良いような気がします。それでも、どうしてもアロマの香りで癒やしてあげたいというお気持ちであれば、以下のことに気をつけてマッサージしてあげてください。

犬にも苦手な香りがある

まず、私たちにも好きな香りと苦手な香りがあるように、動物にもそれは同様にあります。
苦手な香りを感じた場合、ワンちゃんは以下のような拒否反応を起こします。

・過度によだれをたらす
・ウロウロ歩き回る
・くしゃみをしたり、小さな声で鳴いたりする
・身体を床にこすりつける

これらの症状が見られたら、すぐに使用を中止してお部屋の換気をしてください。また、私たち人間に使用する濃度をそのまま動物に使用することは避けてください。そして必ずパッチテストをしてからお使いいただくようお願いします。人間によく使用される精油でも、動物に使うことは避けたほうが良い精油があります。本記事の中で、使っても大丈夫な精油を3種類ほどご紹介いたしますので参考になさってください。

パッチテストのやり方

精油をキャリアオイル(ホホバオイルなど)で0.25%以下に希釈します。そして
皮膚のやわらかいところ、ワンちゃんの場合は耳の裏側などに綿棒などのやわらかいものでごく微量を塗布して様子を見ます。もしかゆみや発疹などの異常があらわれた場合は、大量のぬるま湯で洗い流して、使用は中止してください。

心臓病の犬にマッサージをするやり方のポイント

マッサージは飼い主さんの手や心のぬくもりを感じられる、ワンちゃんにとってとても心地よい行為です。犬の心臓病によいとされるツボマッサージをお伝えしますので、ぜひ取り入れてみてください。マッサージは、人差し指と中指を使って、マッサージする部分にあて、ひらがなの「の」の字を描くようにやさしくマッサージします。最初のツボはワンちゃんの胸にある「膻中(だんちゅう)」というツボです。

膻中は、(胸骨)の下1/4あたり(胸の骨のいちばん出ている場所から少し下あたり)をマッサージします。精神的な緊張をやわらげて、気の流れを正常に戻してくれます。押すと痛がるのでやさしく「の」の字でマッサージしてあげてください。

もうひとつのツボは「心兪(しんゆ)」という場所です。背中の肩甲骨のあたりにある背骨の両端のくぼみを、親指と人差し指で背骨を挟むようにしてやさしくマッサージします。肩甲骨の位置にある背骨の両側には、心臓病に良いと言われているツボが並んでいます。少し上下させながらやさしく押してあげてください。小型犬の場合は強い力で押す必要はありません。ゆっくりと「1、2、3」と唱えながら押し、「3,2,1」とゆっくりと力を抜いてマッサージしてみてください。

ワンちゃんにも使える精油

マッサージに使用する精油は、万能なラベンダー、身体全体の強壮しバランスを取るクラリセージ、気持ちを明るくし不安をやわらげるゼラニウムなどが良いでしょう。精油は100%植物から抽出されたものを買い求めてください。アロマテラピー専門店で購入されると安心です。また、心臓病という病気を患い、ふだんから緊張状態にあるようなら、ローマンカモミールも使ってみるのも良いのかもしれません。ローマンカモミールは、りんごのような香りで、不安や緊張をやわらげてくれます。いずれにしても、ワンちゃんが好きな香りを使用するようにしましょう。

マッサージオイルのブレンド方法

精油をマッサージに使う場合は、直接ワンちゃんの肌に塗らず、キャリアオイルと呼ばれる植物性のオイルで希釈して使いましょう。
キャリアオイルは比較的手に入りやすく酸化しにくいホホバオイルが使いやすいです。

次の方法で希釈してください。
・キャリアオイル30mlに対して精油は1滴の割合で混ぜ合わせる(0.25%以下)。
・飼い主さんの手のひらにベッタリと塗るのではなく、マッサージをする指先につけて温めて使う。

精油を使うにあたっての注意

ワンちゃんの多頭飼いや猫ちゃんと同居の場合は、精油の使用はおすすめいたしません。ワンちゃんによって苦手な香りが違うこと、そして、猫ちゃんには精油は大変危険なものですので、使用を控えたほうが良いでしょう。

まとめ

精油を使ったワンちゃんのマッサージについて書いてきましたが参考になりましたでしょうか?
精油は、正しく使えば私たち人間だけではなく、ワンちゃんのケアにもとても効果的です。飼い主さんがリラックスしていれば、ワンちゃんの気持ちも穏やかになり、マッサージの効果がよりいっそう高くなります。ぜひワンちゃんのお気に入りの精油をみつけてあげて、ぜひマッサージに取り入れてみてください。